別れても好きなひと
「じゃあ先輩、私のことプッシュしてくれます?」
「そんなに仲良くないよ?私。」
「それでも私に力かしてください。私だって振られる気がして本当は怖いんですから。」
「…わかった。」
かわいい後輩の上目使いに見事に私は負けた。

私は珍しく家に帰ってからもひとりビールを飲んだ。

なんか、やるせないな。

見えなければこんなにも気にならなかった。

やっぱり離れるべきなのかな。

そんなことを考えながら気づけば明け方まで眠れなかった。
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