一途彼女×S系彼氏
だから今日は
こうして何も心配することなく
彼女として
颯人を迎えに来た。


「お待たせ。
今日どこで食べる?」


「今日も晴れてるから
屋上がいいな!」


「りょーかい。
斗真たちはどうする?」


2人を見ると、
美桜はニヤニヤしていて
斗真君はそんな美桜を見て
何かを察していた。


「せっかくだから
2人でごゆっくり~!」


…だと思った。
美桜は足早に手を振って
2人でどこかへ行ってしまった。


「って事だから行こっか。」


アイドルスマイルの颯人。


これが普通だったのに
今じゃ、俺様の颯人のが
しっくりきちゃって
なんか緊張しちゃうから
早く2人になりたくて
屋上への道を急いだ。
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