強制食料制度
☆☆☆
それから一か月。
テレビを見ていると、週に2~3人のペースでターゲットにされる人の顔写真が公開された。
健康的な人と言っていた通り、誰もが若々しく働き盛りの男女だった。
ターゲットになった人間はニュースや新聞だけでなく、街中に顔写真を貼られる。
本当に食べられない人たちはその顔写真を食い入るように見つめてターゲットを探すのだ。
でも、そんなもの関係ないと思っていた。
つい、3日前までは。
「唯香! どうしよう!」
顔面蒼白になって家のドアを叩いたのは桃菜だった。
「どうしたの? こんな夜遅くに……」
あたしは桃菜を部屋へ入れてそう聞いた。
それから一か月。
テレビを見ていると、週に2~3人のペースでターゲットにされる人の顔写真が公開された。
健康的な人と言っていた通り、誰もが若々しく働き盛りの男女だった。
ターゲットになった人間はニュースや新聞だけでなく、街中に顔写真を貼られる。
本当に食べられない人たちはその顔写真を食い入るように見つめてターゲットを探すのだ。
でも、そんなもの関係ないと思っていた。
つい、3日前までは。
「唯香! どうしよう!」
顔面蒼白になって家のドアを叩いたのは桃菜だった。
「どうしたの? こんな夜遅くに……」
あたしは桃菜を部屋へ入れてそう聞いた。