慟哭、禁断の果てに
私もつられてその場にしゃがんだ

ずっと立ちっぱなしのせいで、しゃがんだ途端に膝裏に
ぎゅーんと鈍痛がした

「あの、、和宏さん?」
「ごめん、舞。俺、早まったな、、、」
「えっ、、、?」
「ファーストキスなら、もっとちゃんとしてあげたかった
なんか、ムードも何もなくてごめん」


俯いたまま、溜め息を何度もこぼす和宏さんを私は
抱きしめた

愛しくて愛しくて、、、どうしようもなく心がキュンと
なった



< 111 / 126 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop