先輩の恋人 ~花曇りのち晴れ渡る花笑み~
日野said
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置田と飲んでいて、帰ろうと店の奥から出てくると、松崎と夏野さんがいた。

「あっ日野さん!置田君も、ここにいたんですね?」

「ああ、ちょうど帰るところだったんだけど、奥の方ににいたから気づかなかったな。」

なんだ、知ってたら一緒に飲んでたのに、なんて思っていたら、ごんっ、と音がしてびっくりして見ると松崎が突っ伏していた。

「えっ花笑さん!?大丈夫ですか?」

夏野さんが慌てて松崎を呼ぶけど
「う~んだいじょうぶ~」と言っているが、額を赤くしてほとんど目が開かないままで返事をしてる。
どこが大丈夫なんだか…

「なんだこいつ酔っぱらったのか?何飲んでたんだ?」

「あのっ、ピーチサワー1杯です・・・」

答えることのできない松崎の代わりに夏野さんが答えた。

「なに~?あいっ変わらず酒弱いな~」

呆れながらもみんなから少し離れて俺はあるところに電話をした。

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