セナカアワセ
もう那美香が俺のことを好きじゃなくても、俺の気持ちは変わらない。
あんなに傷つけたのに、今更だけど、この気持ちを伝えたいって思う。
「俺今度、ちゃんと伝えるよ。」
「うん。、、、、、、行ってきな。」
「ありがとう。由果。あとやっぱり、ごめんな。」
「うん。、、、私こそごめんね。頑張ってね、遙人。」
そう言って俺達は店の前で別れた。
良かった。
気になっていたこと、心にずっと残っていたもの、苦しんでいたもの、俺を縛り付けていた過去がなくなった。
後残っているのはひとつだけだ。
あんなひどい言い方して、傷つけて。
那美香の過去を知って、俺は、最低な奴だ。
こんな俺、もう好きじゃないって言われるに決まってる。
でも、どうしても伝えたい。
恋人にならなくてもいいから。
伝えたい。
クリスマスの時の那美香の手の温もりを俺は今でも覚えている。
笑顔も仕草も。
また、遙人って名前を呼んでくれたら。
後悔だけはしたくない。
だから、
君に伝えるよ。
あんなに傷つけたのに、今更だけど、この気持ちを伝えたいって思う。
「俺今度、ちゃんと伝えるよ。」
「うん。、、、、、、行ってきな。」
「ありがとう。由果。あとやっぱり、ごめんな。」
「うん。、、、私こそごめんね。頑張ってね、遙人。」
そう言って俺達は店の前で別れた。
良かった。
気になっていたこと、心にずっと残っていたもの、苦しんでいたもの、俺を縛り付けていた過去がなくなった。
後残っているのはひとつだけだ。
あんなひどい言い方して、傷つけて。
那美香の過去を知って、俺は、最低な奴だ。
こんな俺、もう好きじゃないって言われるに決まってる。
でも、どうしても伝えたい。
恋人にならなくてもいいから。
伝えたい。
クリスマスの時の那美香の手の温もりを俺は今でも覚えている。
笑顔も仕草も。
また、遙人って名前を呼んでくれたら。
後悔だけはしたくない。
だから、
君に伝えるよ。