何度記憶をなくしても、きみに好きと伝えるよ。
*
「桜ー! 今日は窓際で食べよー!」
昼休みが始まってすぐ、窓側の方の席を向かい合わせになるようにセッティングしながら、詩織が大声で私を呼んだ。
「うん」
私はリュックからお母さんお手製のお弁当を取り出すと、小走りで詩織の方へと向かう。
ーー泥棒濡れ衣事件が起こったあと。
クラスのみんなに以前より馴染めた私は、あまり一人でいることはなくなった。
特に詩織とその友達とは、急速に仲良くなり、気の置けない付き合いができるようになったと思う。
昼休みも、今みたいにお昼を一緒に食べるのが習慣になりつつある。
詩織の話によると、もっと前から一緒に過ごしたかったらしいが、私が昼休みがはじまるとすぐにどっかに行ってしまうので、声をかけるタイミングがなかったらしい。
チャイムと同時に速攻で人気のない中庭の隅に行って、昼休み中過ごしていたからなあ。
「桜っち、この前借りた本、やばい面白さだったー! ありがと」
席に着いてお弁当を食べ始めると、詩織と中学生の頃から友達の、加奈ちゃんが言った。
本日のお弁当メンバーは、私の他には詩織と加奈ちゃん。
これ以外に、運動部の子達が何人か加わることも多かったけど、彼女らは何かと忙しいので、帰宅部の私、園芸部の詩織、文芸部の加奈ちゃんが固定メンバーだった。
「桜ー! 今日は窓際で食べよー!」
昼休みが始まってすぐ、窓側の方の席を向かい合わせになるようにセッティングしながら、詩織が大声で私を呼んだ。
「うん」
私はリュックからお母さんお手製のお弁当を取り出すと、小走りで詩織の方へと向かう。
ーー泥棒濡れ衣事件が起こったあと。
クラスのみんなに以前より馴染めた私は、あまり一人でいることはなくなった。
特に詩織とその友達とは、急速に仲良くなり、気の置けない付き合いができるようになったと思う。
昼休みも、今みたいにお昼を一緒に食べるのが習慣になりつつある。
詩織の話によると、もっと前から一緒に過ごしたかったらしいが、私が昼休みがはじまるとすぐにどっかに行ってしまうので、声をかけるタイミングがなかったらしい。
チャイムと同時に速攻で人気のない中庭の隅に行って、昼休み中過ごしていたからなあ。
「桜っち、この前借りた本、やばい面白さだったー! ありがと」
席に着いてお弁当を食べ始めると、詩織と中学生の頃から友達の、加奈ちゃんが言った。
本日のお弁当メンバーは、私の他には詩織と加奈ちゃん。
これ以外に、運動部の子達が何人か加わることも多かったけど、彼女らは何かと忙しいので、帰宅部の私、園芸部の詩織、文芸部の加奈ちゃんが固定メンバーだった。