純真~こじらせ初恋の攻略法~
嫌悪や後悔は全部ここで吐き捨てて、わだかまりをなくしてしまおう。
新たな一歩を進むために。
「引っ越して、それまでの自分の人生をリセットして茉莉香を諦めれば、思い出はいずれ薄れて忘れていくんだと思ってた」
どんなに辛いことも、時間が解決してくれると思っていたこともあった。
「でも……違ったんだ。思い出は薄れていくどころか、どんどん俺の中に色濃く残った」
消したい過去ほど、心にしがみついて離れないもの。
それは嫌というほどわかっている。
誰と出会っても、誰と関わり合っても、無意識にいる藤瀬くんを消すことなんてできなかったから。
「昔も今も俺は……茉莉香だけを求めてたんだ」
きっとずっと聞きたかった言葉がやっと……。
やっと藤瀬くんの言葉で聞く事ができた。
私の胸はもう歓喜で溢れて震えた。
私も自分の気持ちを素直に伝えたい。
「私もずっと……藤瀬くんだけを想ってきたの。もう、我慢なんてしたくないっ」
自分の中にあった言葉を声に出してしまったら、体まで動いてしまうのは当然のことなのかもしれない。
私は何のためらいもなく、藤瀬くんの胸の中に飛び込んだ。
「俺も同じだ」と藤瀬くんは私を力いっぱい抱きしめて。
「俺の部屋に帰ろう?」
と私の耳元で低く囁いた……。
新たな一歩を進むために。
「引っ越して、それまでの自分の人生をリセットして茉莉香を諦めれば、思い出はいずれ薄れて忘れていくんだと思ってた」
どんなに辛いことも、時間が解決してくれると思っていたこともあった。
「でも……違ったんだ。思い出は薄れていくどころか、どんどん俺の中に色濃く残った」
消したい過去ほど、心にしがみついて離れないもの。
それは嫌というほどわかっている。
誰と出会っても、誰と関わり合っても、無意識にいる藤瀬くんを消すことなんてできなかったから。
「昔も今も俺は……茉莉香だけを求めてたんだ」
きっとずっと聞きたかった言葉がやっと……。
やっと藤瀬くんの言葉で聞く事ができた。
私の胸はもう歓喜で溢れて震えた。
私も自分の気持ちを素直に伝えたい。
「私もずっと……藤瀬くんだけを想ってきたの。もう、我慢なんてしたくないっ」
自分の中にあった言葉を声に出してしまったら、体まで動いてしまうのは当然のことなのかもしれない。
私は何のためらいもなく、藤瀬くんの胸の中に飛び込んだ。
「俺も同じだ」と藤瀬くんは私を力いっぱい抱きしめて。
「俺の部屋に帰ろう?」
と私の耳元で低く囁いた……。