純真~こじらせ初恋の攻略法~
食事が終わり、ローソファーに二人並んで座ってコーヒーを飲む。
「茉莉香がここに来るなんて都合のいいこと思ってもなかったから、ミルクティーなくてごめんな?」
砂糖もミルクも入っていないブラックコーヒーを啜りながら、藤瀬くんは私の肩を引き寄せながらそう言った。
「ブラックだって飲めるわよ。いつまで私のこと子ども扱いしてるの?」
クスっと笑ってそう言うと、藤瀬くんは意地悪そうにニヤリと笑う。
「もう子どもじゃないことは昨日でわかったよ」
するりと腰を撫でてそういうから、私は昨日からさっきまで感じていた熱を思い出して真っ赤になってしまった。
私の手からマグカップを取り上げるとテーブルに置き、藤瀬くんはチュッと音を立ててキスをして抱きしめる。
何度この腕に抱きしめてもらっただろう。
数えきれないその回数に、私はすっかり安心感すら覚えていた。
「茉莉香……大切な話、してもいい?」
少し早くなった藤瀬くんの鼓動で、彼が緊張していることに気が付いた。
私はゆっくりと起き上がり、藤瀬くんを真っ直ぐ見つめた。
「はい、お願いします」
藤瀬くんの言葉は何一つ聞き漏らしたくない。
誤解したり勘繰ったりすることだけは繰り返しちゃだめなんだ。
藤瀬くんは昨夜テーブルに置いたままにしていたルーズリーフの設計図を私に手渡した。
「これ、茉莉香が持っててほしい」
「どうして?」
藤瀬くんのこの行動が、突き返したものなのか、思いでの共有なのか、私にはよく理解できなかった。
「茉莉香がここに来るなんて都合のいいこと思ってもなかったから、ミルクティーなくてごめんな?」
砂糖もミルクも入っていないブラックコーヒーを啜りながら、藤瀬くんは私の肩を引き寄せながらそう言った。
「ブラックだって飲めるわよ。いつまで私のこと子ども扱いしてるの?」
クスっと笑ってそう言うと、藤瀬くんは意地悪そうにニヤリと笑う。
「もう子どもじゃないことは昨日でわかったよ」
するりと腰を撫でてそういうから、私は昨日からさっきまで感じていた熱を思い出して真っ赤になってしまった。
私の手からマグカップを取り上げるとテーブルに置き、藤瀬くんはチュッと音を立ててキスをして抱きしめる。
何度この腕に抱きしめてもらっただろう。
数えきれないその回数に、私はすっかり安心感すら覚えていた。
「茉莉香……大切な話、してもいい?」
少し早くなった藤瀬くんの鼓動で、彼が緊張していることに気が付いた。
私はゆっくりと起き上がり、藤瀬くんを真っ直ぐ見つめた。
「はい、お願いします」
藤瀬くんの言葉は何一つ聞き漏らしたくない。
誤解したり勘繰ったりすることだけは繰り返しちゃだめなんだ。
藤瀬くんは昨夜テーブルに置いたままにしていたルーズリーフの設計図を私に手渡した。
「これ、茉莉香が持っててほしい」
「どうして?」
藤瀬くんのこの行動が、突き返したものなのか、思いでの共有なのか、私にはよく理解できなかった。