副社長はワガママ5歳児。

そんなちっぽけな理由で
私は避けられてたんだ。
バカなのかな、この人は。
何でそんなに私がいいんだろう。

悠真「少しは俺の事、気になった?」

紫苑「さあね。」

悠真「じゃあ次の作戦決行してもいい?」

紫苑「次の作戦?」

悠真「うん。」

膝を抱えてうずくまっていた
副社長は立ち上がると私の唇にキスをした。

今更、キスになんて
ドキドキしないと思ってたけど
...どうしよう、私の心臓。
めっちゃ早い。

副社長は立膝をつくと放心状態の
私の心臓に耳を当てる。
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