エリート御曹司は獣でした
弁解しようとすればするほど、恋を成就させたいと企む下心が漏れてしまう。
熱い顔で焦り、墓穴を掘りながら言い訳を続ける私を、久瀬さんは呆気に取られたような顔をして見ていた。
きっと、ドン引きしてるよね。
私の馬鹿……。
いたたまれなくなった私は、これ以上はなにも言わない方がいいと判断し、両手を握りしめて俯いた。
するとクスリと笑う声がして、男らしい指先に顎をすくわれる。
驚きの中で視線を合わせれば、彼の頬も心なしか色づいていることに気がついた。
「付箋を貼らずに、キスしようか」
低く囁くような甘い声と、隠すことなく色気を香らせる彼の瞳。
思いがけない誘いをもらってしまい、鼓動を跳ねらせた私は、ときめきと困惑に落とされる。
久瀬さん……ポン酢を口にしていないのに、どうしてそんなことを言うんですか?
私が嬉しいなんて言ったから、サービスのような感じでしてくれるんですか?
それとも、もしかして、私のことを……。
熱い顔で焦り、墓穴を掘りながら言い訳を続ける私を、久瀬さんは呆気に取られたような顔をして見ていた。
きっと、ドン引きしてるよね。
私の馬鹿……。
いたたまれなくなった私は、これ以上はなにも言わない方がいいと判断し、両手を握りしめて俯いた。
するとクスリと笑う声がして、男らしい指先に顎をすくわれる。
驚きの中で視線を合わせれば、彼の頬も心なしか色づいていることに気がついた。
「付箋を貼らずに、キスしようか」
低く囁くような甘い声と、隠すことなく色気を香らせる彼の瞳。
思いがけない誘いをもらってしまい、鼓動を跳ねらせた私は、ときめきと困惑に落とされる。
久瀬さん……ポン酢を口にしていないのに、どうしてそんなことを言うんですか?
私が嬉しいなんて言ったから、サービスのような感じでしてくれるんですか?
それとも、もしかして、私のことを……。