その夜は、星が綺麗だった
絶句


言葉が出なかった



ウソって言いたかったけど、



母が嘘なんてつくはずがない




「.......お母さん。悲しくないの」




口をついて出た




「......私は知っていましたから。こうなることをとうに覚悟していました」







「そうですか...」




悲しみ終え、父との別れを覚悟しているようだ







ボーンボーン



鐘の音が聞こえる






「年が明けましたか。こんな場所であれですけど、あけましておめでとう」



「明けましておめでとうございます」




最悪のはじまりだった


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