その夜は、星が綺麗だった
何も言わない母



父の手をずっと握りしめている




「お前と約束したな。会社を継がせると同時に婚約か、結婚をしてもらうと」




「...はい。覚えています」




「どうなんだ。そういう相手はいたか?」




「.......」




分からない


頭が真っ白なんだ


約束のことなんかどうでもいいくらい


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