その夜は、星が綺麗だった
「...特別扱いしろよ」



「なんかいった?」


アサヒくんがぼやいた言葉はあまりにも小さすぎで聞こえなかった



「もういい」



「...なんでお菓子あげないくらいで怒ってるのよ」



はぁ、とか、あほか、みたいな呆れた様子で私のことを見る



こっちが呆れたいわ



「次はもっとよーけめに作れよ」



「なんでよ。私からじゃなくて、アカリや春ちゃんから貰えばいいでしょ?」



意味わかんない



アカリや春ちゃんだって調理実習があるんだから、そんなに欲しいなら2人から貰えばいいのに



「....」


険悪なオーラを出すアサヒくん


そんな彼を一言で言うならば



子供



それがお似合い



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