その夜は、星が綺麗だった
静かな教室



なのも、束の間



「あぁーーねみー」


そう言いながら教室に入ってきたのは、アキトくん


視線を向けることなく、本を読む私



「はやくね?こんな時間から何してんの、レナ?」



おはよう、もないのかい?
ちゃんとあいさつはしないといけないよ??


「おはよう、アキトくん。そっちこそ、朝練行かなくていいの?」



「はよ。そー、やべーの。寝坊した。先輩に怒られるわこれ」


なら、はやくいけばいいのに


と思ったが、本に視線を向ける



「何読んでんの?」


と、
隣の席に荷物を置いて、本を覗き込んでくる


「うわっ、やべーな!そんな本読んでんのか!」



「大袈裟よ。朝練、早く行かないとますます怒られるわよ?」



「んんんんーー、しゃーねー行くかー」


朝練にではなく

先輩方や先生に怒られに、かしら?ww


「クスッ、行ってらっしゃい。頑張ってね」



「おう、頑張る」


そう一言残して、ダッシュでグランドへと向かった


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