優しすぎる少年の恋(前編)
『お はよ…』
パッとしない朝。外には活気が溢れ、すれ違うみんなが新しい世界を見るかのようにワクワクしてドキドキしていた。
別に僕だって”楽しみー!✨”:とか、”チョードキドキするー”だとか、思ってはいた。
だが、僕には今現在、学校生活を送るにあたって楽しみなことがない。 まぁみんなだってこれから探そうとする人もいるとは思う、だけど僕は見つからないと思う。別になんの根拠も無いが…。


春風が吹く。辺りが明るくなった感じがした。


教室に着くと見慣れない顔の人達がソワソワしながら席に座っている。

ぼくも変わらない椅子に座った時

?『よろしくな!』

いきなりで少しびっくりした。

俺『お、おう。』
なんかたどたどしい会話だな。自分でも笑ってしまう。

?『俺の名前は~K~。1年間よろしくな!』
俺『おう。おれは~S~。』

先生『よしっ。みんないるよな。初めまして私は担任の-



なんか久しぶりな空気だった。 初めて何かがスタートする気持ち



帰り道。僕は友達と帰る。

K『なーなー。Sってさー。』

ん?いきなり下呼び…なんかいつも通りな感じ。

バスの中君は音楽を聴いていた。
俺『何聴いてるの?』
K『あぁ。これの曲はーまぁ、話しずらいけど昔から好きな人がいて、同じ学校にいるんだよね。まぁ、恋歌かな?笑いきなりかの話するとは思ってもいなかったな~。』

俺『そうなんだ。』
なんかよく分からないけどKは学校生活を楽しんでいるな。









夜。

僕はKの聴いていた歌を聴いてみた。


俺『よく分かんないや…。』

意味がわからなかった…なぜ片思いという言葉にはいつもつらいことがあるのか?

歌…よく分かんないや。







新学期はやはりLINEの通知は凄いことになる。

グループ招待や個人追加。


いや~読みきれねぇし。笑






夏。

季節が変わりいままでとはちがう新しい夏な感じがした。


修学旅行 秋にある。

先生『えぇ、修学旅行の班はこの、クジで決めます。』

生徒多数『えーーー!』


僕はどちらでも良かった。とにかく仲がいいやつとかたまりたいと思うだけ。



ぐじの結果は、悪くなかった。Kいたし、
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