俺が必ず守るから
俺はなんて幸せものなんだろう。
病気がちだった俺には友達と呼べる友達が今までいなかった。
「海斗くん走れないんでしょ?」とか「一緒にいてもつまらない」とか「何かあったときに自分のせいにされたくない」とかいろんなことをいわれてきた。
そのたびに落ち込んで、傷ついて、そして泣いた。
でも一人も怖くて。
だから高2で転校したときは病気のことを隠してあえて明るくふるまった。
クラスの人気者になりたいわけじゃなかった。
でもみんなが同等に接してくれることが嬉しくて。
そんな中でも翔はよく話しかけにきてくれた。