俺が必ず守るから


郁美は不敵な笑みを浮かべていた。


実は結局あのあと海斗が転校してくる前の日の出来事を話していた。


だからなのかわかないけど、すごく面白がっているようにみえる。


なんとなくだけど、今回の夏祭りをOKしたのもそういう意図があったんじゃないかと思う。


わたしはそんな気ないのに・・・


「さんきゅ」


でも海斗がそういってわたしの腕をひっぱるから、従うしかなかった。

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