オジサンに恋しちゃダメですか
「連太って……四宮君?」

「うん。」

途端に、浮かんでくるこの前の、市民公園での四宮君。


『あのさぁ……』

あの時、四宮君って何を言いたかったのか、結局分からなかった。


「良ければ、私、仲を取り持ってあげようか。」

「本当?助かる、奈津菜!」

ったく、もう。

連太、春乃って呼び合う仲なのに、食事にも誘えないって、可愛い奴だよ、春乃は。

「いつがいい?」

「いつでも。奈津菜に任せる。」

満面の笑みを浮かべる春乃を、久しぶりに見た私まで、幸せな気持ちになった。

相談を持ち掛けたのは私なのに、逆に春乃の相談に乗るって、私はどうなってるんだろう。

まあ、いいか。

恋愛に年齢なんて、関係ないって、春乃は言ってたもんね。

私は、私で頑張ろう。
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