クールなアイドルの熱烈アプローチ
「Kaiserのお二方、今日はよろしくお願いします」
「よろしくー」
「よろしく」
今日は雑誌の特別企画の対談の日。
いつものように記者が聞いてくることを答える形でなく、簡単な台本のような物はあるものの自分達で進行していかなくてはいけないという陽菜にとっては初めての試みに緊張して少し不安に思っていたが、まったく緊張していないらしいKaiserの二人……主に拓也のリードのおかげでスムーズに対談は進んでいた。
「ところで、Kaiserという名前はお二人で決められたとか?」
「そうそう。アイドルやるなら頂点目指そうぜってなって、Kaiser……ドイツ語で皇帝って意味なんだけど、アイドル界の王になってやろうって決めたんだよ。
ファンの中じゃ知れ渡ってる話だけど、陽菜ちゃん知ってた?」
「ドイツ語とは知らなかったんですけど、皇帝だという意味なのは教えてもらいました」
「誰から?」
「弟です。Kaiserの大ファンなので」
「でた!陽菜ちゃんの“弟が大ファンです”発言!!初めて会った時も俺らに言ったよね?“弟が大ファンなんです”って。
普通そこは、“弟が”って言わないですよねー?みなさん」
と近くにいるスタッフに拓也が問いかけると、スタッフは笑いをこらえながら頷いていた。
「よろしくー」
「よろしく」
今日は雑誌の特別企画の対談の日。
いつものように記者が聞いてくることを答える形でなく、簡単な台本のような物はあるものの自分達で進行していかなくてはいけないという陽菜にとっては初めての試みに緊張して少し不安に思っていたが、まったく緊張していないらしいKaiserの二人……主に拓也のリードのおかげでスムーズに対談は進んでいた。
「ところで、Kaiserという名前はお二人で決められたとか?」
「そうそう。アイドルやるなら頂点目指そうぜってなって、Kaiser……ドイツ語で皇帝って意味なんだけど、アイドル界の王になってやろうって決めたんだよ。
ファンの中じゃ知れ渡ってる話だけど、陽菜ちゃん知ってた?」
「ドイツ語とは知らなかったんですけど、皇帝だという意味なのは教えてもらいました」
「誰から?」
「弟です。Kaiserの大ファンなので」
「でた!陽菜ちゃんの“弟が大ファンです”発言!!初めて会った時も俺らに言ったよね?“弟が大ファンなんです”って。
普通そこは、“弟が”って言わないですよねー?みなさん」
と近くにいるスタッフに拓也が問いかけると、スタッフは笑いをこらえながら頷いていた。