ずっと・・・



確かに、言われてみれば今までは波風立てず大人しくしていた。

はいはいって、聞き流していた。

それが出来なくなっている。

我慢の限界に来ているんだ。


「その様子から、本性をさらしても大丈夫だと思った。まぁ、立花さんも含め、仲間はここにいるし」

「何かあったら、すぐに手助けするわ。私が1番身近にいるし」


そう笑顔で言われるこの人たちは、私の仲間になるらしい。


「おそらく、今の有紗を出せば女たちは口出しは出来なくなる。有紗に口では勝てねぇし」

「ちょっと、君みたいに口は悪くないけど」

「そう思ってんのは、有紗だけ。言い負かすために鍛えてんだろ。あまり無理にとは言いたくねぇけど、すぐに有紗の我慢も限界にくると思う」


何を見透かすように言っているんだ。

でも、それに対しても言い返せないからちょっとムカつく。

5年逢っていなかったはずなのに、見てきたように言うんだから。




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