ずっと・・・



仕事外でも見られていたかと思うほどだ。


「素を見せているんだろう」

「高校の同級生ですから、前から知られています」

「それでも、わざわざ素に戻って逢っているんだろう」


誰かにつけられてる?

全然気づかなかったんだけど。

ただ、私の意思ではないけど。


「まぁ、いい傾向だろう。
それよりも、女性陣はどうするつもりだ?」

「叔父さん、騒ぎになっても構いませんか?」

「……本気か?」

「私の我慢も限界なんです。黙らせられるものなら黙らせたい」

「今の有紗なら、周りの声を跳ね返せるだろう。所長には話しておく。思う存分すればいい」

「ありがとうございます。叔父さんとの関係はバレたくありませんけど」

「いいんじゃないか?ここでは実力で入っているんだし」

「そうは思わない人だっていますよ」

「分かった。それは言わない。あとは好きにすればいい。和也のことも言わないんだろう」




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