ずっと・・・



それでも、休憩時間を含め、何事もなく1日を終えた。

拍子抜けするほど、何もなかった。

彼からも、確認のメールがあっただけ。

向こうは向こうで忙しそうだった。

大人になった今、そんなちっぽけなことでグダグダ言う人もいないか。

まぁ、素をさらしたんだから、中身だって素でいく。

言われたい放題はされない。

このまま何事もなく過ぎていくのかな。


……なんて思っていたら間違いだった。



それは、素に戻して2週間が過ぎた頃、営業先とかでも私や実彩子の姿が話題になり始めた頃だ。

行く先々で、噂の……なんて言われる。

どれだけ話題になっているんだ。

それを、社内の人間も色々聞いているのだろう。

誰かが還ってくるたびに、話題にのぼってたと言われる。

今までとのギャップが凄いのか。

それだけ、地味メイクもバレなかったということか。


「華やかなメイクするだけで、ここまで食いつかれるんですね」

「っていうか、派手にしすぎじゃないですか?」




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