ずっと・・・



「あの男は、社会的に抹殺した」

「は?」

「仕事で関係があって。性格は全然変わってないから、オレと知り合いってだけで仕事が取れると思って何もしなかったんだ。それを正直に話しただけ。オレに報復なんて出来ねぇし」


鋭く睨み付ける視線が、物凄く怖かった。

そこまでするってことは、本当に友達じゃないんだ。


「ちなみに、有紗の中学の同級生はほとんど普通の社会には出られないようになっているけどな」


そう言って笑うけど、その笑顔も怖い。

彼の人となりが分からなくなってきた。

ただの理事長の息子っていうだけじゃなさそうだ。

私と同じなのだろうか。


「まぁ、あの話しが本当だろうがあまり気にはしない。オレは、その話しを聞いても変わらなかったから」

「変わらないって何が?」

「オレが有紗を好きだってこと」

「……………………え?」




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