ずっと・・・
「自覚したのはその時だけど、無意識に好きだったと思う。友達に言わせれば、思わせ振りな態度取ってたみたいだし」
「思わせ振り?」
「男の視線に不機嫌になったり、一緒にいる時の態度だったり」
確かに、その疑惑はある。
でも、それを認めてしまえば彼の気持ちを認めることになる。
そんな訳がないのに。
全て気のせいなのに。
中学の時のことを知った上で好きなんて、ありえない。
「言葉では信じられない?じゃあ、態度で……イヤ、体で示そうか?」
「……は?」
何を言っているのか分からなくて、相当間抜けな顔をして彼を見てしまう。
だけど、それがいけなかった。
元々手が自由になったとはいえ、彼は近くにいたままだったのだ。
イヤ、さっきから何度も彼と目は合わせている。
それでも、なんの予測も出来ていなかった。
「……………………っ」
え……何で……。
キ…ス…………?
「んっ……やっ、んっ」
隙を見て逃げ出したいのに、いつの間にか体はがっちり抱きしめられている。