代行秘書 ときどき レンタル彼女⁉



「え?じゃあ紗和ちゃんは……代行で秘書やってるって事!?」



「はい、そうです。秘書だけでなく清掃員だったりオペレーター、事務員、システムエンジニア等…仕事に関する事は勿論、よく使われるのは謝罪代行でいわゆるクレーム処理ですね」



「へぇ〜本当に何でも屋なんだ?もう何もかもレンタルする時代なんだね〜?あとどんなの代行でしてくれるの?すげぇ興味あるな」



嘘つけ。
適当に言ってんだろ?
口説こうとしてんの丸わかりだよ。



「家族・友人代行や様々な行列に並ぶ代行…あと一番人気なのが…」



「その先は言わなくて結構です!コイツの考える事すぐわかるんで」と間に入って制止。



「なんだよ、俺とお姉さまが話してんだろが」



何がお姉さまだ…!何のキャラだよ!
とにかくコイツに教える訳にはいかない。
何しでかすかわかんねぇ奴だ。



「あ、でもホームページ見てもらったらよくわかると思うんですけど…」



姉の一言に白目むく。
そしてもうすでに調べてる。



「わ、一番人気なのがレンタル彼女……うわ、すげぇ〜レンタル妻もある!」



「声でけぇよ、言っとくけど深山はダメだからな?」



「お前、もしかして紗和ちゃんにレンタル彼女やらせた?」



「………は!?」



クスッと姉も笑う。
上手く誤魔化すつもりが完全にバレてしまっている。
動揺して声が裏返ってしまった。
「マジかよ」って悪いかよ!






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