代行秘書 ときどき レンタル彼女⁉



肩にかけてあるバスタオルがはだけてキャミソールが見えたら胸の膨らみに触れたくなって抱き寄せキスしてしまう。



「まだ乾いてないよ…」



「うん…ちょっと中断」



「ダメだよ…」



「中断…」



ドライヤーを切ってキスの続きを。
激しくしたらかなり戸惑ってる。
優しくしたら目がトロンとしてる。
この目になった時の紗和におあずけしたら豹変するんだ。
もっと欲しいって意思表示してくれる。
紗和に襲われるのも悪くないな、なんて。




朝の光がベットで寝てる2人に射し込む。
目覚めた時に隣に居る幸せ噛みしめるんだ。
少しずつ俺の物が増えてくたびに嬉しそうにしてくれる最高の女。



堂々と手を繋いで歩いてくれる。
一緒にジム行ったり、その後のデートだったり……仕事以外の色んな顔を惜しみなく見せてくれて結構心が忙しい。
たまに本気で見惚れて追いつかない。
あ…今の紗和キレイだってフリーズしてる。



どんだけ惚れさすんだよ。
素の紗和はとことん俺を惑わせる。
知らない一面を知るたび好きが増えてく。
そうなればすぐ襲っちゃう。
服の中に手を入れた瞬間、お約束のごとく紗和の携帯が鳴る。



「あ……お姉ちゃん」



すぐに出て俺はほったらかしを喰らう。
優先順位間違えてない?
社長だからって後でかけ直せばいいだろ?
ちょっと不機嫌になる俺は意地悪したくなる。






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