堅物社長にグイグイ迫られてます
「あ!それ知ってます!」
以前、佐原さんと二人でお昼休憩を取っていたとき、事務所に置かれているテレビで流れていたバラエティー番組で大物芸能人の手土産として紹介されていたのがこのシュークリームだった。
美味しそうでずっと気になってはいたけれどまさか御子柴さんが買ってくるなんて。
「食べます!」
私は座っていたソファから勢いよく立ち上がった。そしてスマホをポケットにさっとしまう。
寝る前に甘いものを食べてもいいのだろうかと多少の罪悪感を覚えながらも、シュークリームの誘惑に負けた私はさっそくそれを食べることにした。
「んー!おいしい!」
口に入れた瞬間、濃厚なカスタードクリームの甘さが口いっぱいに広がる。さくっとしたシュー生地も美味しい。パクパクと食べ進めてしまう。
「御子柴さんもどうぞ」
キッチンの方へ視線を向けると、そこでは御子柴さんが冷蔵庫に寄りかかりながらグラスに注いだ水を飲んでいた。
御子柴さんが買ってきたシュークリームはちょうど二つあったのでそのうちの一つをすすめるけれど、彼は静かに首を横に振る。
「いや、俺はいい」
以前、佐原さんと二人でお昼休憩を取っていたとき、事務所に置かれているテレビで流れていたバラエティー番組で大物芸能人の手土産として紹介されていたのがこのシュークリームだった。
美味しそうでずっと気になってはいたけれどまさか御子柴さんが買ってくるなんて。
「食べます!」
私は座っていたソファから勢いよく立ち上がった。そしてスマホをポケットにさっとしまう。
寝る前に甘いものを食べてもいいのだろうかと多少の罪悪感を覚えながらも、シュークリームの誘惑に負けた私はさっそくそれを食べることにした。
「んー!おいしい!」
口に入れた瞬間、濃厚なカスタードクリームの甘さが口いっぱいに広がる。さくっとしたシュー生地も美味しい。パクパクと食べ進めてしまう。
「御子柴さんもどうぞ」
キッチンの方へ視線を向けると、そこでは御子柴さんが冷蔵庫に寄りかかりながらグラスに注いだ水を飲んでいた。
御子柴さんが買ってきたシュークリームはちょうど二つあったのでそのうちの一つをすすめるけれど、彼は静かに首を横に振る。
「いや、俺はいい」