🍓夫の溺愛(大学教授の場合。)

彼氏、彼女

「このまま2人っきりになりたい
所だが、早く買い物済ませよう。
 着替えと下着と後はなに?

ブティックやってる奴がいるから
そこ行こうか?
格安にさせる特技があるんだよ。」

 美奈は「えっ!! ブティック﹏!!」

『ダメだよう。
残り五万しかねっしー。
ヤベーっし、食費出したら
残らない。』

「先生、モールに行きましょう。
安いし
可愛いのがいいしー ねっ。♡」

「美奈がそう言うなら
 いいよ、近いし。行こうか。」

先生の気の変わらないうちに
サササーとコートを羽織り、
マンションを先生の運転する
白いセダ◯に乗って、モールへ
向った。


取りあえず3日分、パジャマ2枚
下着は一週間分、
電動歯ブラシは青と赤の2つ、
先生も欲しいといったのでお揃い。

先生はカードを出してサクッと
お支払い。

「先生、いいですよ。
 少しなら持ってるから、」

と言っても先生は

「美奈の支払いをするのは
当たり前。」
そう言って譲らないから

「ありがと━━先生♡」

そう甘えるのは年下の特権!!
やったー
喜ぶ美奈を先生はずっと
ニタ﹏ッとか
デレ〜デレ〜な顔をしていて
嬉しそう。

美奈も又調子に乗って服選び

「ねえ~先生、これ似合う?」
 って聞くと

「美奈は、何でも似合うよ。」
 としか言わない。

下着は流石に先生は
お店には入れなくて、
モールの自販機の珈琲を飲んで
待っていた。

他の女の子達が振り返り
「ね、ね、あの人かっこよくない?
渋い!ステキ~♡♡」

      「ヤバッ!」
美奈はあせる。
一郎太から預かったカードで
支払いをすませた。
彼を取られてなるもんか‼
美奈にも独占欲が働きだすと
美奈も本気に突入モード!!

「一郎太~♡終わった~よ♡。」
『私の彼氏よ!!呼び捨て連射
アピールアピール♡
  とられてたまるかっ!!』

美奈の声に彼が手をあげる。
優越感に浸りながら美奈は
彼に飛び付く。

なんかもうスッカリ彼女気分

一郎太も美奈をみてデレ~ツと顔を
緩ます。

思い込みの激しい美奈と
コレまた思い込みの激しい
一郎太、スッカリ二人は
彼氏、彼女

知り合いの居ない美奈はスッカリ
一郎太を頼りにおもい
一郎太も俺が守らなきゃと言う
使命感!!


手を握って美奈の荷物を彼が持つ。

「なんか、幸せ!」カードを返すと

「これは美奈が使って、
なに買ってもいいか ら
家計もこれで済ませて!」

「えっ…!!だめだよ。
 食費は私が出すし、
光熱費と家賃は
 一郎太にお願いするし…。」

帰ってから話し合おう。
一郎太は、ニコニコしながら
美奈をみた。



「うん。」
昨日会ったばかりとは思えない
二人。
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