この空の果てで
小さい時から友達は多い方ではなかった。
それでも、人並みには話していたと思う。
2、3日に1度は友達を家に呼んだり呼ばれたりするような子供だった。
でも、わたしはいつもグループを作る時には必ずと言っていいほど余っていた。
自分から「入っていい?」なんて言うのは子供心にもおこがましいと感じていた。
見かねた友達や先生がどこかのグループの人数を特別に増やしたり、よく分からないグループに入ってばかりだった。
「うちらと一緒だね、アキ」
「よろしく、ユイ」
何度このやり取りを繰り返したか覚えていない。
ただ、この瞬間わたしはいつも自分の惨めさを思い知らされていた。
「お前なんてどんなに足掻いてもこの程度なんだよ」と言われている気がして、痛かった。
どうすればいいのかと考えた時、徹底的に受け身であろうと決めた。
話しかけられなくてもそれならそんなに傷つかなかった。
話しかけてもらえたらそれ相応の対応をしようと決めてからは人付き合いがそれほど苦ではなくなった。