太陽とツバメ
「…そっか、なら俺も行かない」
その言葉に顔をバッと上げる。
「な、なんで?朝日は行かないと…」
「それなら椿芽もでしょ?」
「私はみんなに来るなって言われてるし、教室に言ってもいじめられるばっかで授業にならないから」
授業したってみんなが紙くずを投げてきたり、机を蹴ってきたり。
先生だって見て見ぬふりして、一部の先生は私を弄ぶためにわざと当てたり、教科書音読をさせたりしてた。
教科書がペンで真っ黒になっているのを知ってるのに。
だから私はどこにも居場所がないんだ。
「ふーん…なら俺も椿芽と居る」
「いや、だから朝日はいかないと…」
「俺も教室好きじゃないから」
「…え?」