太陽とツバメ

そう…なの?

「私褒められたの久しぶりだ」
私は嬉しくて頬が緩んだ。

「久しぶり?」

「うん。だってお母さんも学校の人も褒めてくれないんだもん。私頑張ってるのに。でもね、中学校の頃1人の男の子に出会ったんだ」

その子とは私が引っ越したから少しの間しか仲良くできなかったけど。

「その男の子ね、私のことをすごくわかってくれてすごく褒めてくれたの。それがすごく嬉しかった」

誰も私を見てくれなかったのにたった一人の男の子だけ私をちゃんと見てくれた。
< 21 / 25 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop