太陽とツバメ

1番長かったので3時間。
暴言と暴力。
3時間ずっとやられていた。


その時だけは気を失って、気がついたらお母さんはもう居なかった。

腕にはガラスの破片が少し刺さっていて血が出ていた。


「もう…死のうかな…」
そう呟いて私は自分の部屋に入って寝た。


それからお母さんに暴力されて気を失って気がついたらお母さんがいなくて部屋に入って寝る。


そういうことが多くなった。


そして今、お母さんに殴られたものの今日は気を失わずに済んだ。



「…明日学校じゃん」
顔は叩かれただけだから明日の朝にはだいぶ引いてるかな。

…でも、もう死んでもいいかな。

私は友達なんて一人もいないし。
私が死んでも悲しむ人なんかもいない。

ならもう、明日死んでしまおう。
< 5 / 25 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop