星空の下、キミとの約束。
「お母さん…、今までごめんなさい。お母さんがくれた命を、無駄にするようなこと言って、ごめんなさい…。
まだ、間に合うかな…。」
鈴ちゃんの手を握り締めたまま、そう呟くと、お母さんはまたギュッと後ろから抱き締めてくれる。
「菜摘…、生きてさえいてくれたら、私が絶対に貴方を守るから。」
「うん、っ、」
帰りは、車椅子に乗せてもらって病室へと帰った。
ベッドに寝かせてもらった私は、体力を使ったからか、すぐに眠りに落ちてしまった。