女嫌いのイジワル上司を攻略します!



しばらく潤さんの胸の中で波音を聞いていた。


静かに響く波音と一緒に、少し早くなっている潤さんの心臓の音も聞こえる。


ドキドキしてくれてることが嬉しくて、いつもはカッコイイとしか思わなかった潤さんが今はなんだか可愛く見える。



「潤さん」



私が声をかけると、「ん?」と抱き寄せる力を緩めて私の目を見てくれる彼。



「だいすき」



そう言って、私から背伸びしてキスをすると、潤さんも目を閉じて私の腰と後頭部に手を回して応えてくれた。



「俺も。」



キスの間にそう言ってくれた潤さんが大事そうに私に深くキスをする。



穏やかに、でも、熱く深く。


そんなキスは私の身も心もとろとろにする。



帰りの車でも、赤信号になる度にキスをして、フフって笑いあって、幸せモード全開で車を走らせた。



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