女嫌いのイジワル上司を攻略します!



食べれるものは大体食べ尽くして、話し尽くして、しばらくの時間が経過したけど倉西さんはテーブルには帰ってこなかった



そんな中、みんなが二次会モードになったことで、私は倉西さんの荷物を持って彼を探した。




どこのテーブルにもトイレの方にもいなくて、先に帰った?とか一瞬思ったけれど、携帯もバッグもそのままにして帰るわけないかと思いとどまる。




「小夏ちゃん?倉西くんまだいないの?」




「はい...。全然見当たらなくて。」




私が倉西さんの荷物を持ってあたふたしていると二次会に向かう準備途中の菊名さんが話しかけてくれた。




「あ〜。もしかしたら、コレかもね」




そんな菊名さんの横に立った佐久間さんが2本指を立てて口元に持っていき、スーッと息を吸うフリをした




「えっ?!倉西くんって煙草吸うの?」



「まぁたま〜になんスけど」




そうなんだ...。



倉西さんの知らないことを今日は一気に知れたような気がする。

でも、ここ半年間で倉西さんが煙草を吸ってるのなんて見たこともなかったし、匂いもしなかったのにな。



「じゃ〜、俺ら二次会行くからさ〜!
まこちゃん、倉西のこと、よろしく頼むよ?
いろんな意味で。」



「ほんと、今日わりとブルーな感じっぽいし、チャンスかもね?♡」




なんてふたりに冷やかしを受けながら私は先輩たちとお別れした。


っていうか、佐久間さんにいつの間にバレてたんだろ?



そんなに私ってあからさま?




< 61 / 197 >

この作品をシェア

pagetop