紡ぐ〜夫婦純愛物語〜
部屋に入ると布団が番で並べられていた。

それを見て、心臓が飛び跳ねてしまった。
(近すぎやしないか)
そう、思ったがこれからの事を考えると納得してしまった。

それから数分して、母の言葉を思い出しどうやって声をかけようか悩みに悩んだ末、襖を開けることにした。

そっと襖を開けると彼女が、顎に手を当て考えるような格好をしてこちらを向いて座っていた。

ポカンとした、彼女の顔をみてようやく自分が声もかけずに女性の部屋の襖を開けてしまったことに気がついた。

「あっ、突然開けてすみません。その、お風呂上がったのでどうぞ。」

焦って、それだけ言うと襖を閉めてしまった。

ピタッと閉まった襖の向こうから「はい。」という声が、小さく聞こえた。

「何をやっているんだ、私は。」

自分に呆れてしまう。彼女はきっと腹を立てたか、最低な男だと思ったに違いない。

「あぁーー」
濡れていた髪の毛を手ぬぐいで思いっきりグシャグシャとかき回した。











































< 42 / 42 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

敵役令嬢はラスボスに求婚される。

総文字数/21,334

ファンタジー40ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
 目が覚めると前世の記憶があった。 と言うのが8歳のとき。それから10年、前世が警察だったからか、父親が騎士団長からなのか、私は騎士として馬にまたがり剣を振るう毎日を送っていた。 それもこれも、この『転生したら聖女だった。』と、なんともありきたりなラノベ臭い小説の世界で生き残るためだ。  レイトアーノ・ソランスティア公爵令嬢。 ラノベのヒロイン、ヒナコの敵役として悲惨な人生の結末を回避すべく騎士団で真面目にお役人勤めしてたら物語のラスボスに求婚されました。

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop