隠れ蓑〜Another story〜
恋愛に対して卑屈になっているのも事実だ。
「じゃあさ、、この人が好きって思う瞬間ってどんな時、、?」
「うーん、、、やっぱり話してると楽しかったり?あとは相手の笑顔を見ると自分も笑顔になったり、悲しそうだったり辛そうだと苦しかったり。、、暫く会えなかったら凄く寂しかった、、かな。」
「え?それって、、莉子ちゃん?」
真顔で呟くと、莉子ちゃんが真っ赤になってはにかんだ。
「やだっ、、!?晶帆好きっ!!!!ってそうじゃなくてね?あ、ほらその人の隣だと安心するとか?あとはねー、、やっぱり触れたいって思ったりとかかな。」
「触れたい、、?」
「そう!温もりが恋しくなったりとかするよね。ただひと肌恋しい時もあるんだろうけど、やっぱり好きな人は〝特別〟でしょ?本当に好きな人と繋がった時って凄い幸福感に包まれるものなの。、、涙が出るくらいに。」
男性と1つになって痛みで涙が出ることはあっても、幸福感で涙が出たこと無いない。
そういった事を経験した事がない私は、やっぱり女として欠陥品なんだと思わずにはいられなかった。