恋愛初心者です、お手柔らかに?
「はぁはぁ…っ、バカみたい。勘違いなんかして…」
更衣室に入った私は、ドアに背を向ける形でその場に崩れてしまった。
どこまでお人よしなの、私。
だから、こんな年になっても1人だって言われるんだ。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
カバンの中で携帯が鳴っていた。
誰でもいい…今は誰とも話なんかしたくなかった。確認にもせずに電源を落とした。
制服から私服に着替えると、私は会社を後にした。
どれくらい歩いたんだろう、気がつくと、和音に来ていた。
店の前で、悩んでいると声をかけられた。
「どうしたの?絢」
「え?あ、茉耶さ…」
「え?え?ど、どうしたの?」
茉耶さん、と言おうとして、最後まで言葉が出なかった。
いきなり店の前で泣き出した私に、茉耶さんは驚いて慌てて和音に引っ張って行った。
「…で、なんで泣いてんだ?絢は」
「分かんない。私見て、いきなり泣いたんだから」
「齋藤がらみだろ、どうせ」
「そうなのかな、白石君もあり得なくない?」
カウンターで、泣き続ける私に、和己さんと茉耶さんは、何から聞いたらいいのか、あーでもない、こーでもないと言い合っていた。
更衣室に入った私は、ドアに背を向ける形でその場に崩れてしまった。
どこまでお人よしなの、私。
だから、こんな年になっても1人だって言われるんだ。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
カバンの中で携帯が鳴っていた。
誰でもいい…今は誰とも話なんかしたくなかった。確認にもせずに電源を落とした。
制服から私服に着替えると、私は会社を後にした。
どれくらい歩いたんだろう、気がつくと、和音に来ていた。
店の前で、悩んでいると声をかけられた。
「どうしたの?絢」
「え?あ、茉耶さ…」
「え?え?ど、どうしたの?」
茉耶さん、と言おうとして、最後まで言葉が出なかった。
いきなり店の前で泣き出した私に、茉耶さんは驚いて慌てて和音に引っ張って行った。
「…で、なんで泣いてんだ?絢は」
「分かんない。私見て、いきなり泣いたんだから」
「齋藤がらみだろ、どうせ」
「そうなのかな、白石君もあり得なくない?」
カウンターで、泣き続ける私に、和己さんと茉耶さんは、何から聞いたらいいのか、あーでもない、こーでもないと言い合っていた。