わたしを光へ。

「洸、花那を誘ってくれてありがとう。とっても活きいきしてる」


隣に立つ洸が、花那を見て優しく微笑む。


洸も幹部の皆んなも、下っ端の皆んなも、花那を心から歓迎してくれているのが伝わってくる。


いつもは白鳳の倉庫に来ると幹部室にも居る私も、今日は一階のホームで久しぶりに皆んなと話すことが出来た。


遠くから花那の笑い声が聞こえる。


「あれから、加賀から連絡はないか?」


周りに人が居なくなったタイミングで洸が話しかける


「うん、大丈夫」


『代償』と書かれたメール以来、何も音沙汰は無かった。

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