君との恋愛物語~私の溺愛彼氏~
「ん、大丈夫だよ」
私の言葉を聞いて悠斗は
“そっか”
って言って軽くキスをする。

「悠斗··ごめんね、昨日··」
「何が?」
「無意識なんだけど··途中途中ビクってしちゃったり」

どうしても、気になってた。
自分から求めたのに、あんな反応しちゃった事が。

「なぁ、その事なんだけどさ。··忘れたい気持ちはめちゃくちゃ分かるけど。··無理に忘れようってがんばるなよ」

「えっ?」

悠斗はそっと私の耳元に触れ
「焦んな。ゆっくりでいいから。俺がゆっくり、忘れさせてやる。」
そう、ふと優しく笑いかけてくれる。

キュとなる鼓動。
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