見上げる空は、ただ蒼く
「か、な......。病院から、電話。」

私はそれだけ言って奏に
自分のスマホを差し出した。

彼がスマホを耳に当てる。

その顔が蒼白になっていく。
















今、この瞬間。

彼の世界から、色が、消えた。
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