あなたのこと、好きだけど。

応援リーダーだった私は、彼と触れ合う機会が多かったため、気にかけてもらえていたんだろう。


でも私はその時入院していたから、活動に参加する事はあまり無かった。


半分くらいだろうか。でもその少ない参加数が、逆に先輩の目を引いたのかもしれない。


『俺夢香ちゃんの事心配でさ〜っ!大丈夫?』
『夢香ちゃんって面白いよね!そういう子好き!』
『夢香ちゃんってさ、彼氏とかいないの?可愛いんだから、絶対モテるって!』

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