携帯メールに恋して
晴美は、仕事を終え延長保育をしていた朗を迎えに行った。

朗は、いつものように幼稚園であったことを一通り話して、テレビを見始めた。

今日は、仁一が遅めの帰宅の日、ゆっくり夕飯の支度をすればいい。

その合間に、晴美は大地へメールをしようと携帯電話を手にした。
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