星と太陽に魔法の歌を



僕が目を覚ますと、僕は千晴に抱えあげられていた。

「あ、深冬…大丈夫?」

千晴は、僕を心配そうに見つめながら言った。僕は「大丈夫…僕、霊に取り憑かれていたみたい」と返した。

「…霊能力者なのに、どうして?」という千晴の問いに対して、僕は「分からない」と首を横に振った。

「……話、変わるけどさ。来週から本格的に授業が始まるけど、着いていけそう?」

「その辺は大丈夫。勉強してあるし、魔法もある程度使えるし、いざとなったら美影という先生がいるから」

さて、来週から頑張らないと…ね!
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