願い星ふたつ
「ハナってさ、気になる男子とかいるの?」
帰りながら、早速きいてみた。
「なーに、急に。」
ハナは照れたように笑った。
「なんとなく、気になったの。」
さりげなく、あくまで今日の事はしらないふりをした。
「うーん……仲いい人ならいるかな。」
「だれ、誰?」
「あのね、サトシくん。最近隣の席になって、よく話すようになったの。」
あぁ、やっぱりあのイケメン君だ。
「そうなんだぁー!いいね、ハナ。」
「えっ、なにー、そんな嬉しそうに。もしや、ナツメも気になる男子が?」
「私?!いないよー。男子とあんまり話さないし。」
あっ、最近相談でリョウマくんとは話はしたけど。
「話さなくても、この人いいなーとか思う人いないの?」
いいなー、ねぇ。
「今は誰も思いつかないかなー。」
そう言ったら、ハナは「ほんとー?」なんて笑いながら嬉しそうだった。