私の初恋を見つけてくれたのはクラスの真面目君でした。
「知りたい?じゃあ、俺の彼女になって?」
気づけばそう言っていた

「えっ…私は…」


「決定ね!」

偽りでもいい俺を里美のそばにいさせて?


「嫌よ!」
お願い……

「でも、知りたいんだよね?」

「そうしないと、その口塞ぐぞ」
理性が危なかった
「…っ!わ、わかったわよなればいいんでしょ!」
やったっ!

「素直じゃないな」

俺は内心とっても嬉しかったニヤつきを抑えて我慢した

そして俺の彼女になった








もう離したりしない、もうそばから離れんなよ?覚悟しとけ
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