駆け落ちする電車の中で
『だって、私の大事な明日香にまで手を出すなんて信じらんないじゃない!つい大毅への怒りが込み上げてきて、怒鳴っちゃったわ。ごめんなさい』

真凛は、私のことを思って言ってくれていたんだ。

なのに、私は真凛に嘘ついてまで大毅と関係を続けて、彼を自分のものにしたくて真凛にひどいことを言った。
私、最低だ…

『真凛はなにも悪くない…!私が全部悪いの。ごめんね真凛』

『いいのよ。明日香は悪くない。被害者なんだから。悪いのは全部大毅よ!あいつ、私たちを騙してたこと思い知らせてやらないと』

『でもどうやって?』

『…じゃあ、私に任せてくれない?二人で協力して、大毅に思い知らせてやりましょう?』

真凛は思い付いた方法を私に教えてくれた。
私は頷いて、真凛の提案に賛成する。

そして私は携帯を取り出して、大毅に電話をかける。


『大毅、私たち駆け落ちしよう』
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