☆続☆君色〜キミイロ〜
俺たちの前方はリビング。
そこには莉緒ちゃんがちょうど
紅茶を入れたカップをテーブルに運んでいるところだった。
「…あ,こんにちわ。」
莉緒ちゃんは慌てて会釈をする。
「こんちわ〜。ツトムの…彼女?」
すると莉緒ちゃんはあまりの唐突な質問に頬を赤く染めた。
「は…はい。」
「うわっ!めっちゃ可愛いじゃん!俺のタイプ〜♪」
「こらっ!やめろっ!」
勢いで莉緒ちゃんに抱きつこうとする明人を必死に掴んだ。
だから…だから嫌だったんだよ〜(泣)