大好き
15歩❤
その笑顔は反則だよ。
心拍数がだんだんと加速していく。
テーブルの下で手を仕切りにもじもじしている。
たまにテーブルクロスを触ったりなんかして…。
料理が運ばれてきたようだ。
豪華なランチに舌鼓を打つ。
美味しくて幸せな顔をしている。
「君は美味しそうに食べるね。そういう所は好きだよ。」
「本当に美味しいから。連れて来てくれてありがとう。」
「そういえば、好きな人はいるのかな?」
「…っ!どうして?!」
食べていた物が喉に詰まってむせそうになった。
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